どうも!初めましての方は初めまして、初心者のWebサイト勉強のとみーです!
参考 グランゼコールというのはフランス独自のエリート養成高等教育機関です。
フランス語は、英語に次いで世界で2番目に多く外国語として学ばれている言語です。
しかも、
世界の5大陸すべてで話されているのは
英語とフランス語だけ
なんです。
美食やファッションなど国としての魅力がたくさんあるだけでなく、このように言語的にも恵まれているため
フランス語を勉強してみたいな〜!
と思う方は少なくないでしょう。
おすすめの参考書「快速マスターフランス語」
とみーがフランス語を始めたのは「快速マスターフランス語」という本からでした。
「これ一冊で!基礎を固める」というキャッチコピーの通り、完全初心者の状態からこの1冊で基礎固めをすることができます。
何冊も参考書を買って順番にこなしていくのが苦手な方におすすめのオールインワンです!
それでは細かく見ていきましょう。
文法どころかアルファベもわからない完全初心者向け
- 第1章文法編
- 第2章会話表現編
の2章で構成されています。
「文法編」でフランス語の作りを理解し、定番表現を「会話表現編」で身に付けるという流れです。
フランス語のアルファベット「アルファベ」や発音といった超基本的なことから始まるため、
フランス語知識0の状態でも大丈夫
です。
フランス語は英語の知識があると習得が早いのですが、この本では英語と絡めた解説はないので英語の知識も必要ありません。
英語との違いについての説明は少しありますが、これは英語とフランス語の違いを知りたい方向けなので、フランス語を学ぶだけであれば前提知識は何もなくて大丈夫です!
文法の基礎固めは1日1課1ヶ月で!
「文法編」は学習計画を立てやすいように課分けがされており、フランス語知識0の状態からでも1日1課取り組めば
1ヶ月弱で基本的な文法を網羅できる
ようになっています(全30課)。
名前だけ見てもよく意味がわからない方もいると思いますが、基本的な文法は一通り取り上げられています。
1課あたり大体4〜6ページなので、毎日の生活の中でも無理なく取り組めます。
完璧に仕上げるのにはもう少し時間がかかりますが、毎日1課クリアできるので達成感を感じやすくモチベーションも維持しやすいのが嬉しいポイントです。
初心者向けの本なので当然 CD が付いており、正しい発音を聞いて学ぶことができます。
また、要望が多かったのかもともと CD に収録されていなかった音声も著者の方が YouTube で公開しているので、発音練習に関しては申し分ないと言えるでしょう。
解説・図表が豊富で例文も多いからわかりやすい
入門・初心者向けの参考書として何よりも大切なのが、わかりやすさですよね。
新しいものばかりなのにわかりにくかったら困ります。。。
丁寧な解説とわかりやすくまとまった図表
快速マスターフランス語は解説が丁寧に書かれているため、とみーがまったくの初心者だった時代に読んでも特に問題なく理解することができました。
また、フランス語の動詞は活用が非常に多くて煩雑なのですが、
といった具合に見やすく情報が整理されていたのもスムーズな理解の助けになっていたと思います。
勉強していくにつれて「これって何を使うんだっけ?」と悩むことが多くなります。そういうときに、わかりやすくまとめられている図表が大いに役立ちます。
理解を助けるための豊富な例文
ただし、解説や図表が充実しているからといって、込み入りすぎているわけではありません。
詳しすぎる解説は、かえって混乱に繋がってしまいますよね。。。
あくまで初心者にとって必要十分な解説の域を出ず、
豊富な例文を通して
「なるほど」
と理解できる
ようになっています。
デザイン・レイアウトや色使いが見やすい
個人的に特に良かったのは、デザイン・レイアウトや色使いでした。
フランス語とは関係ないじゃん!
と思う方もいると思いますが、本としての読みやすさは非常に重要です。
後から「あれってどうだったっけ?」と読み返すときに、綺麗に見出しが分かれていると探しやすく効率が上がります。
どんなにわかりやすくても情報が見つけにくい構成だと、復習が大変です。。。
さらに言うと、フランス語を初めて学ぶにあたって
細かい色付けがなされていること
は必須と言っても過言ではありません。
例えば、次の2つの文を考えてみましょう。
- Sora est étudiant.
- Sora est étudiante.
違いがわかりますか?
見た目は最後の単語末に「e」があるかどうかの違いしかありませんが、実は
- Sora は男性
- Sora は女性
という大きな違いがあります。
フランス語は性別によって名詞や形容詞を変えるので、このわずかな違いを見落とすだけで後の文章が大きく変わっていってしまうのです。
この例では2つの文を直接比較したので「e」の有無を判断するのは簡単でしたが、実際に長い文章を読み書きする際には上級者でもうっかり忘れてしまうことがあるくらいなので、初心者のうちから注意するクセを付けなければいけません。
この点、快速マスターフランス語では気をつけるべき部分は赤字できちんと色付けされているので、自然と注意する習慣が身に付きます。